裁判員制度に関する質問

    救援新聞豊島版05年8月号に、私は「誰か教えてください」という題で裁判員制度に関して投稿しました。 要は、いまの裁判官は、裁判が始まる前に検察が出した自白調書などを読んで事前学習するので、裁判が始まる頃には相当の刷り込みが行なわれ、予断を持って裁判に臨むが、裁判員制度になればこういう点は改善されるのか」という質問の趣旨なのですが、誰からも返事はありませんでした。このところ、公判前整理手続きという言葉を耳にして、ますますこの問題に対する回答が欲しくなっています。
     高野さんに聞いてみようかと思います。
  • 2006.12.15 Friday
  • 17:37
  • 司法
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  • 2017.06.27 Tuesday
  • 17:37
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コメント
 コメント頂いた高野善通です。ブログへのレスと同文を投稿いたしますのでよろしくお願いいたします(以下本文)

 従前の裁判は「起訴状一本主義」、すなわち、起訴状が読み上げられるまでは裁判官は一切証拠に触れることさえ行いません(公正な裁判所を確保するため)でした。しかし、裁判員制度導入を機に、裁判の迅速化が必要となったため、裁判官、検察官、弁護人による「公判前整理手続」が導入され、この手続きに付された裁判は原則としてこの場で提示された証拠(たとえば採用する供述調書、召喚する証人を決める)でしか裁判ができなくなりました。そのため、先に裁判官が証拠に触れることになるので、裁判に臨む「裁判員と裁判官の情報差」が問題点として指摘されております。はっきりいって裁判員と裁判官が「同じ立場で」というのはウソだと考えた方がよいと思います


2006-12-15 21:18:35
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