マイナス・ゼロ (集英社文庫 141-A)

    出版社/著者からの内容紹介
    タイムマシンを駆って、懐かしい少年時代の世界へ戻った男…。恐るべき空想力と奇想天外なアイディア、奇抜などんでん返し。日本SF史の記念碑的存在となった著者の第一長編。(解説・星 新一)



     本書はタイムマシーンを使ったタイムトラベル物で、完成度はかなり高いと思います。大正13(1924)年という著者の生年を思うと、映画ターミネーターなどに比べ古くさいだろうと思っていたのですが、出てくる時代が古いだけで、手法やらアイディアは見劣りするものではありません。しかも昭和7年から昭和38年の東京が舞台で、銀座も出てきます。昭和30年生まれの私には、38年の銀座は少し早すぎて、懐かしいという思いはありません。私が映画好きの母に連れられて、有楽町界隈の映画館や銀座へ出かけるようになったのは12歳くらいからだったと記憶します。が、銀座はいつも銀座なんだなと思いました。本書には戦災だけでなく震災(関東大震災)のことも出てくるので、本書を母が読んだら、さぞかし懐かしがるだろうと思います。

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  • 2008.01.10 Thursday
  • 13:13
  • 本・映画
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  • 2019.10.16 Wednesday
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コメント
はじめまして。
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完成度の高い作品でしたね。

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