「黒い雨」(井伏鱒二 新潮文庫)


    内容(「BOOK」データベースより)
    一瞬の閃光とともに焦土と化したヒロシマ。不安な日々をおくる閑間重松とその家族…彼らの被爆日記をもとに描かれた悲劇の実相。原爆をとらえ得た世界最初の文学的名作。


     井伏鱒二さんの「黒い雨」(新潮文庫)を読みました。若い頃に一度読んだので二度目になります。
     このたび読んだのは、二十数年前のバブルの頃、アルバイト先の本屋の奥さんや弁護士A相手にしゃべり込んだとき、原爆投下後の広島のことを、「8月6日、9日と言ったら真夏ではないか。ピカドン一発で10万人死んだ。その死体が、真夏の炎天下の中、丸一日丸二日置かれたときの臭いたるや。筆舌に尽くしがたいとはこのことだろう」と、本書「黒い雨」を引き合いに出したので、「この学校……」「弁護士A……」を書き上げるにあたり、内容確認のためです。
     この種の内容を、淡々と描写で綴り続ける井伏さんの気力胆力のおかげで、広島の様子を知ることができました。もう少し広島長崎のことを勉強しなくてはと思いますが、私に差し迫った問題としてあるのは両親から耳がタコができるほど聞かされている東京大空襲です。これを調べないと「この学校」「弁護士A」を完成させることができませんのでね。
  • 2014.10.13 Monday
  • 17:35
  • 本・映画
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  • 2017.09.23 Saturday
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