「竹取物語」を読んで(光か引力か) 


    内容紹介
    竹取物語はロマンティックな空想物語ではない。かぐや姫の全貌を解明!

    5人の求婚者を破滅させ、帝の求婚にもの応じないかぐや姫。だれもが知っている物語の全体を、古文の力がなくても十分古典の面白さがわかるように構成。その時代の生活を理解するためにビジュアル面も活用。

    ★ ★ ★


     角川文庫のビギナーズ・クラシックスで「竹取物語(全)」を読みました。竹取物語はあらすじをご存じの方多いと思いますが、一応リンクを張っておきます。
     さて私がこのたび竹取物語を読んでブログで取り上げる気になったのは、かぐや姫は私自身と思うからです。背負ってるなんて思わないでくださいね。これって大変なことなんですから。世の中には、虫も寄ってこないが人も寄ってこないという人がいるようですが、私は逆で、人も寄ってくるけど虫も寄ってくるんです。これで苦労してるんです。


     こういうことがありました。

    (1)私がまだ小学低学年の頃のこと。夏休みに母と次兄とで温泉地に行きました。旅館の前には流れの緩やかな大きな川があって、釣りをしたり泳いだりで賑わっていました。私も浮き袋に身をくぐらせて川遊びを楽しんでいたとき、大きな羽虫(多分アブだかブヨ)が複数私につきまといだしたのです。「怖いよ、怖いよ」とピーピー泣いたことをいまも覚えていますが、ピーピー泣いても大きな虫は私から離れようとしません。川岸でそれを見ていた母が次兄に何か言ってたのでしょう。次兄が川に入って、私を岸に引っ張り上げてくれたのです。「他にも人は大勢いるのに、お前のところにだけ大きな虫が寄ってきて、もうお前を田舎には連れて行かない」と、その後も何かにつけこの話をしていたから、この一件は母にとっても強烈だったようです。

    (2)私が小学校の中学年(三年生か四年生)頃に、私と母と二人で上野動物園に行ったときのことと思います。手長猿の檻の前はすでに大きな人だかりが出来ていて、私たちが後ろのほうにいたら、前のほうの人たちが気を利かせて「小さい子がいるから」と、前のほうを私たちに譲ってくれたのですが、私たちが檻の前に来たら、手長猿が檻の隙間から長い手を伸ばして、私をつかもうとしたのです。周囲の人たちが「危ない!」と、素早く私を私を引き下げてくれたので、猿に捕まれずにすみましたが、この一件も母には強烈だったようで、家に帰ってから家族や近所の人に、「手長猿が! 手長猿が真理子を捕まえようと手を伸ばした」と話していましたね。

    (3)私が高校生か短大生の頃、次兄がこういうことを言いました。
    「今日、(多分、池袋で)真理子を見かけた。遠くのほうにいて、他にも人は大勢いるのに、真理子だけ光っていたから、すぐに真理子と分かった」


     こんなことは枚挙に暇がないので、ブログに具体的に書くのは、これくらいにしておきますが、本書によると、かぐや姫の「かぐ」は、かがやく」と同源で、光り輝く美しさを形容した語で、光り輝く美は完全なる美として神聖視されたのだそうです。
     竹取物語には、かぐや姫が男性にもてたとしか書いてありませんが、かぐや姫の周りには、男性だけでなく、人も虫も寄ってきたんじゃないでしょうか。「帝が、姫を連れて帰るために輿を呼び寄せると、かぐや姫は、ぱっと人間の体が消えて、発光体になった」(172頁)と書いてあるから、かぐや姫に男性(人や虫)が押し寄せるのは、かぐや姫が発光体だからではないでしょうか。
     で、私はしばしば黙示録の光や交点Oのことを書いていますね。黙示録の光の出どころは交点Oで、これより上がない、極めて高度な境地で、質量無限大のブラックホールでもあるから、引力無限大でもあるのですよ。かぐや姫も異星人で、かぐや姫に人や虫が寄ってくるのは、光か、さもなければ引力によるものと思うのです。
     

  • 2013.06.30 Sunday
  • 23:45
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「ぬか床づくり」を読んで


    ↑クリック

    「ぬか床づくり」という本は、ぬか漬け作りに大いに参考になります。たとえば私もぬか漬けを始める前は、生糠にしようか煎り糠にしようかさんざん迷いましたよ。お米屋さんが生糠をくださったので、生糠で作りましたけど、これ正解だったようです。なぜならぬか漬けに期待するのは酵素食であるからなんですが、酵素やビタミンは熱に弱いんですよね。せっかくの糠を炒ってしまったら、魅力半減ですものね。それと本書を読んで、私はぬか漬け容器を変えたくなってきています。私の容器は野菜から出た水が自然に抜けるようになっているのですが、本書によると、野菜は塩の力で水分を出すだけでなく、野菜が持つ香り成分やミネラルも水と一緒に糠床に置いて行く。その代わりに糠床の栄養やビタミン類をもらうのだそうです。糠床が水っぽくなったら、足し糠で調整すべきで、水を抜くと、水だけでなく香り成分やミネラルも失ってしまうのだそうです。もうしばらく様子を見ますが、変えるんじゃないかな。

    追記
     これから糠漬け始める方は、この本を読んでからにした方が良いと思います。私もネットで調べてから始めましたが、いろいろで混乱してしまいます。この本で勉強してからのほうがいいですよ。
  • 2013.04.17 Wednesday
  • 01:19
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「病気にならない 酵素食レシピ」

     鶴見隆史さんの「病気にならない「酵素食」レシピ」を読み終えました。ここに書いてあることを全部実践するのは無理と思いますが、私にもできそうなことも多く書かれています。たとえば、「白い食べ物は慢性疾患の呼び水」と書いてありますが、これはしばしば耳にすることですよね。白米より玄米、白砂糖よりも黒砂糖…、というふうに。砂糖は甜菜糖(テンサイトウ)も良さそうです。我が家の場合、兄が玄米を食べないので、玄米止めてしまいましたが、私だけでも再開しようと思います。
     それと酵素は生野菜や果物に多く含まれ、「絞る(ジュース)」「すりおろす」ことによって、酵素が何倍にも活性化するのだそうです。大根おろし、ニンジンおろしなどことで、実践可能です。それとぬか漬けのほか、野菜の味噌漬けにも挑戦したくなってきました。
  • 2013.04.12 Friday
  • 16:38
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総合英語Forest 6th edition


    内容紹介
    さらに進化したForest 6th edition

    『Forest』では、文法学習においては暗記ではなく「理解」を最重要テーマにしています。「読んでわかる」をキーワードに、英文法の「なぜ?」を理解することができるように、親切丁寧な解説がなされています。さらに、文法を視覚的にとらえて理解する「概念図」、角度を変えて新たな視点から理解を深める「コラム」も豊富に掲載。今回の6th editionでは、より正確でわかりやすい説明となるようPart1でのイラストをさらに増やし、全体のレイアウトも刷新しました。

     とても良いです。私は「中学英文法を終了するドリル」を二度やって、活字がバカに小さくなった問ことも理由の一つで、ブリッジコースを買ったんだけれども続かず、このForestに切り替えました。「中学英文法…」同様に、最初から最後まで何回も通読するのがベストなんでしょうけど、このForestは索引が充実しているので、辞書的に使うことができます。オススメです!
  • 2012.09.27 Thursday
  • 19:07
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「定番おせちとお祝い料理」





     お正月のお煮しめの作り方が知りたくてこの本を買いました。お煮しめのレシピ、筑前煮ならネットでも多くあるのですが、素材ごとに別鍋で煮る昔ながらのお煮しめのレシピはあまりないので、本を購入することにしたのです。この本を参考に、昔ながらのお煮しめに挑戦してみます。
     
  • 2012.08.12 Sunday
  • 10:31
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「バカを作る学校」ジョン・テイラー・ガット著 成甲書房



    内容(「BOOK」データベースより)
    集中力を育てない「チャイム」、対立させる「クラス分け」、敗者だと自覚させる「競争」、階級を意識させる「成績評価」、自分の頭で考えない人間の生産工場…それが義務教育。日本の教育もまるで同じ惨状だ!!ニューヨーク州最優秀教師の全米覚醒のベストセラー。


    ★ ★ ★


     おもしろかったです。本書によれば劣等生とは、教師の示した考えに抵抗し、何をいつ学ぶのか、自分でそれを決めようとする生徒のこと。私のことじゃん、って思いましたよ。私に子供がいたら、学校には行かせない。別の方法を考えるでしょうね。
  • 2012.03.29 Thursday
  • 10:30
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「オリバー・ツイスト」(ibcオーディオブックス)

    内容(「BOOK」データベースより)
    孤児院に生を受けた純粋無垢な少年オリバーは、社会から否応なく問題児の烙印を押される。抑圧と空腹に耐えながら労働を続ける日々に、やがて9歳となったオリバーは脱出を決意し、大都会ロンドンをめざす。イギリスが誇る文豪ディケンズの代表作。

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     英語の学習方法を少し変えています。絶対音読標準編が終わったのですが、挑戦編に進む前に、やさしい英語で書かれた小説を読んでみたいと思い、ibcオーディオブックスのオリバー・ツイストを選びました。このibcオーディオブックスは、英文も収録された音声も、日本の英語学習者に最適な語彙や朗読スピードになるように工夫されているものです。ストーリーが面白いので、先が読みたい先が読みたいと思いながら読んでいます。続きそうです。
  • 2010.12.11 Saturday
  • 07:55
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「世界一わかりやすいExcel2010」

    内容説明
    書籍の内容をパソコンで学べるソフト付き お手本の操作を見せながら音声で丁寧に説明する学習ソフト付き。実際にExcelを操作して行う練習問題では、操作が正しいかどうかをパソコンが判定してくれる

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     ただいまExcel2010を勉強中です。おばちゃんの後見報告書くらいなら、なんとか作れるのですが、私がExcelを覚えようとしているのには他に目的があるからです。2007の参考書なら持っているのですが、2007を覚える前にパソコンそのものを買い換える事になってしまいました。で、hpのウィンドウズ7に入っていたのが2010なので、ムービー付きの本書を購入しました。とても分かりやすいです。
     ただ気のなるのは続編が出ていないことです。2007の場合は、「中級編」「関数編」が出ているのに、2010のには出ていないのです。Excelそのものは2010も2007と大して変わりはなくても、ムービーがウィンドウズ7で動くかどうか分からないのです。講談社に問い合せてみましょうかね。
  • 2010.12.02 Thursday
  • 10:57
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「イワン・デニーソヴィチの一日」(ソルジェニーツィン 新潮文庫)

    内容紹介
     1962年の暮、全世界は驚きと感動でこの小説に目をみはった。当時作者は中学校の田舎教師であったが、その文学的完成度はもちろん、ソ連社会の現実をも深く認識させるものであったからである。スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日を初めてリアルに、しかも時にはぬくもりをこめて描き、酷寒(マローズ)に閉ざされていたソヴィエト文学界にロシア文学の伝統をよみがえらせた芸術作品。

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     遅ればせながら、ソルジェニーツィンを初めて読みました。ソルジェニーツィンの作品の中で、どれか一冊となると、この「イワン・デニーソヴィチの一日」なのだそうです。
     驚きと感動で目をみはるほどではなかったので星四つにしましたけど、面白かったです。酷寒の地での強制労働。囚人も大変ですが、脱走なんかされたら、看守や兵隊もひどい目に遭うのでしょう。囚人シェーホフ(イワン・デニーソヴィチ)には、彼らに対するぬくもりもあるのですよ。
     そしてシェーホフは、一日の終わりに、営倉でもぶち込まれなかったこと。自分の班が《社生団》へもまわされなかったこと。昼飯のときはうまく粥をごまかせたこと。班長がパーセント計算をうまくやってくれたこと。楽しくブロック積みができたこと。鋸(のこぎり)のかけらが身体検査で見つからなかったこと。タバコも買えたこと。病気にならずにすんだこと……を、「主よ、おかげさまで、一日がくれました! 営倉にも入れられず、またここで眠れることを感謝します」と、声に出して神をたたえたら、それを聞きつけたバプテスト信者に「あんたの魂は神さまにお祈りしたがっているんですよ」と説教されるのです。
     起床から消灯までの一日を描いた中で、最後はこのバプテスト信者との神さま談義で、シェーホフは満ち足りた思いで眠りに落ちたのでした。
  • 2010.11.29 Monday
  • 09:11
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「クロニクル 千古の闇2 生霊わたり」

    内容(「BOOK」データベースより)
    「すべての生き物の魂は、肉体に根を張っている」と、アザラシ族の魔導師は言った。「しかし、千回もの冬がめぐるうちには、生まれてくることがあるのだよ。ほかとはちがう者がな。その者の魂は肉体を離れることができる。そういうことができる者を“生霊わたり”というんだ」トラクは息をのんだ。「まさか! ぼくはちがいます。“生霊わたり”のはずがない」…紀元前4000年の太古の世界を舞台に、ひとりの少年が恐るべき悪の力に立ち向かう。彼をねらう“魂食らい”とは?はなればなれになった子オオカミウルフの行方は?息づまる迫力のシリーズ第2巻。


    「すべての生き物の魂は、肉体に根を張っている。しかし、千回もの冬がめぐるうちには、生まれてくることがあるのだよ。ほかとはちがう者がな。その者の魂は肉体を離れることができる」……これを読んだとき、「これは私のことだ」と思いましたよ。でも私は生霊わたりではありません。本書に出てくる生霊わたりは、肉体から離れた魂を、アザラシとかヘラジカとか、他の生き物に入り込ませますが、私の場合は一切者の中に溶け込ますのです()。本書の生霊わたりは千年に一度生まれる特異な存在ですが、ウパニシャドのいうところの聖人賢人は、何年に一度くらい生まれてくるのだろう。
     本書は「クロニクル 千古の闇」全六巻の第二巻目です。6000年前の森林地帯が作品の舞台で、文字による記録のない先史時代ゆえ、ファンタジーにするしかないのかなと思いもするが、私だったらSFにするぞと思うのです。
     6000年前の人々の暮らしぶりを知る手がかりにはなりますが、「獣の奏者」ほど一気読みさせる力はありませんね。
  • 2010.07.01 Thursday
  • 05:53
  • 本・映画
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